地産地消による地域活性化を目指す産学連携活動
~右京どぼづけプロジェクト~

2016年11月20日、龍安寺道商店街秋祭りで「京北りつけもん」が初めて販売されました。
これは、右京区まちづくり推進プロジェクトの一環として、京つけもの富川と立命館大学産業社会学部学生、京北塩田町上野進農園が協力して立ち上げた京漬物の新しいブランドです。
そして2017年度は、上野農園で生産した黒豆と大根を使って、「丹波黒豆漬け」「ゆず大根」(ゆずは、その原産地とされる水尾のものを使用)の2種類の漬物の生産・販売を実施しました。
黒豆や大根の作付け、収穫、漬物製造、そして、販売と一連の作業で学生が活躍しました。
「京北りつけもん」の売上金の一部は、京都のまちづくり活動を推進するために、右京ファンクラブに寄付されています。

「京北りつけもん」の由来

大学発ブランド「京北りつけもん」は、立命館の「りつ」と「つけもの」を掛け合わせて、学生たちによって命名されたものです。
元気な大根をイメージして作られたキャラクターデザインは、嵯峨芸術大学OB藤原暁氏の作品です。

京北塩田町上野進農園での野菜の栽培と収穫

京北塩田町は、京都市の西北(立命館大学衣笠キャンパスから車で1時間ほどのところ)に位置する自然溢れる京都市右京区の中山間地域です。
1年間の活動を振り返ってレポートします。

5月 上野ご夫妻のご指導のもと、学生たちはもち米の田植えを体験しました。
併せて、今後の活動計画をすり合わせました。

6月 マルチシートを畑に張り、苗を植える部分に穴を開け、黒豆の苗を植えました。
黒豆の苗は非常にデリケートなので、苗に負担を与えないように、小石などを丁寧に取り除き、優しい手つきで植えていきます。
マルチシート張りは病虫害を最小限に抑え、野菜を大きく健康に育てるうえで重要な工夫だそうです。

8月 同様にマルチシートを畑に張り、大根の種まきをしました。2週間後、そしてさらにその2週間後に、間引きをします。暑さの中で、草抜きや水やりの作業も続きます。

10月 黒豆と大根の収穫が行われました。収穫後に、黒豆の鞘は、ひとつひとつ、もぎ取っていきます。大根は、近くの水路で丁寧に泥を落とします。その日のうちに、富川に、これらの野菜は届けられました。

京つけもの富川での漬物製造

いよいよ漬物作りがはじまります。下の写真は、ゆず大根の製造過程の一コマです。 大根を水で丹念に洗い、皮を剥き、均等なサイズに切っていきました。
漬け込んでから1週間後のパック詰め作業も学生たちが手伝いました。自分たちが育ててきた野菜が漬け物となり、そして商品となっていく過程を、汗を流して体験したことから、学んだものは多かったようです。商品ラベルも、「京北りつけもん」のキャラクターを添えて立命館大学生たちがデザインしたものです。
「漬物の製造に、ここまで関わらせてもらえるとは思わなかった」「漬物製造は機械を使うのかと思っていたが、全ての政策工程が手作業で、伝統を守り、手間をかけて、心を配る京都の職人文化を体感できた」・・・・・学生たちの感想です。

西武池袋本店他での販売活動

そして、下の2つの写真のように、10月29日、池袋・西部百貨店での販売では、用意した150パックは1日で完売しました。関東エリアでも「京北りつけもん」に興味を持っていただくきっかけとなりました。その後、11月・12月と龍安寺参道商店街秋祭りや右京区マルシェ(サンサDEクリスマスマーケット)でも、販売。ご好評をいただいています。


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